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最先端の知見と技術を

新しい「眠り」の開発に
活かしています

  • 麻布大学名誉教授 阪口雅弘麻布大学名誉教授 阪口雅弘
  • 麻布大学名誉教授

    阪口雅弘

    1984年、東京大学農学研究科博士課程修了(農学博士)。
    東京大学医科学研究所・助教、ラホヤ・アレルギー免疫研究所(米国)・
    科学技術庁長期在外研究員、国立感染症研究所・主任研究官、
    理化学研究所免疫・アレルギー研究センター・チームリーダー、
    麻布大学・教授等を経て2021年4月より現職。
    ITEA株式会社 東京環境アレルギー研究所 所長も務める。

これまで長年にわたり、研究機関や大学でアレルギー疾患の原因となるアレルゲンの研究を行ってきました。
室外アレルゲンとしてはスギ花粉アレルゲンを、室内アレルゲンとしてはダニやペットアレルゲンを中心に、アレル
ゲン解析および測定法の開発に取り組んで来ました。
そしてこれらの研究により、様々なアレルゲン量を定量化することが可能になりました。
このような研究成果として環境中のアレルゲン量を減らすことにより、アレルギーの症状を軽減し、さらにアレルギー
の発症を予防することが可能になってきました。
すなわち、これらの測定法の確立により、アレルゲン暴露を減らす様々な対策の客観的な評価が可能になったわけ
です。
これまでに蓄積された我々の技術を社会に還元するためにITEA(東京環境アレルギー研究所)では、これらの
アレルゲンの解析・定量技術を用いて様々なアレルゲン暴露量の削減に向けた対策の評価を行っております。

ITEA株式会社

阪口雅弘名誉教授が所長を務めるITEA株式会社は、2007年に「アレルゲンの研究活動と受託試験事業を通じて、
環境と食の安全を深く追及すること」を目的に、事業を始めました。
アレルギー疾患の原因となるアレルゲン分野において、技術力・開発力の高度化に向けて挑戦すること、そして蓄積
してきたノウハウを広く提供し次世代に継承していくことにより、科学技術とものづくりの輪を広げていき、
多くの人々に喜んでいただける企業を目指しています。

  • 教授 宮澤博
  • 教授

    宮澤博

    杏林大学保健学部教授を経て、2022年4月よりITEA株式会社副所長に就任。

ITEA株式会社の副所長の宮澤 博と申します。
弊社創設当時よりアレルゲンの精製などの技術指導、またELISA測定系の構築など相談を受けてまいりました。
その縁もあり2022年4月より現職に就いております。
私は「無いものは作ろう」、「何事も自分で確かめてから」、そして「行き詰まってからが本番」を信条にして
おります。

カッコイイことは一つもありませんが、小さなことの積み重ねが真実の高みへの唯一の道と信じております。
弊社はアレルギー領域に特化した業務を特徴とし、目指すところはオンリーワンとして頼っていただける会社です。
受託、試薬、研究開発と3部門がありますので簡単に紹介いたします。
まず受託部ではアレルゲン低減化の評価や殺ダニ効果などの試験を承っております。
ご依頼いただく内容は多種多様でありますので、ご相談しながら的確な試験方法をご提案し、カスタムメイド対応を
行っております。
試薬開発部ではダニ、花粉、カビやペットなどのアレルゲン抽出物の販売、おもなアレルゲンの測定キットや
抗体試薬などを販売しております。特注品にも可能な限り対応しております。
今後は精製アレルゲンなどもそろえてラインナップを増やす予定です。
研究開発部では、次世代のアレルゲン低減化の評価法の構築を目指しております。
たとえばPCRを用いたアレルゲン評価法の開発、床ゴミ細塵や花粉を用いたより実際的な試験方法の開発などです。
弊社のスタッフは専門的な知識や技術の蓄積と豊富な経験があり、皆様のご要望に応えられると自負しております。
どうぞ宜しくお願いいたします。

  • 広島大学教授 宇土博
  • 広島大学教授

    宇土博

    広島大学医学部臨床教授、広島文教女子大学福祉工学教授、日本産業衛生学会
    指導医を兼任。
    広島市内に職業病専門診療所「友和クリニック」を開設し、頸肩腕障害や
    腰痛の予防・治療の権威。
    主な開発商品に、筆記具『Dr.GRIP』※、楽腰帯『リリーフ』※、
    OA用アームレスト『Dr.クリック』、椅子『Dr.チェアー』、カーシート
    『MAZDA アテンザ』がある。
    アクトインテリア製品『Dr.move』を共同開発。

    ※『Dr.GRIP』は株式会社パイロットコーポレーションの登録商標です。
    ※『リリーフ』はミドリ安全株式会社の登録商標です。

私は職業病の専門医として、1979年に専門外来「友和クリニック」を開設し、多くの患者さんの予防・治療に
取り組んできました。
これまでの病気を予防する器機を考案し、企業と数々の製品を共同開発しました。
近年、当院外来に腰痛で悩む患者さんが増え、生活環境について問診してみると、寝具に欠点があるのではないかと
考え始めました。
特に最近では寝具素材に低反発が使われています。
睡眠中に柔らかい敷き布団で姿勢が固定されると、布団との接触部に負荷がかかり腰痛や肩こりの原因になります。
睡眠は昼間の活動で疲労した人間の精神と肉体の休養を行なうことが目的であり、その眠りを阻害しては快適な睡眠を
得ることはできません。
睡眠の質は、室内環境(温度、湿度、騒音、振動、照度、空気組成)と寝床内環境(掛け布団と敷き布団、枕の
形状や性状)の影響を受けます。
その中で、私は寝床内環境のうち、睡眠の質に影響する敷き布団に注目しました。
アクトインテリアと共同開発した『Dr.move』は、高反発素材とシーソー効果により睡眠中の寝返り運動を促進し
全身の疲れを癒し寝起きを快適にする全く新しい敷き布団に仕上がりました。

  • 東北文化学園大学教授

    野崎淳夫

    室内空気研究の第一人者。
    東北文化学園大学大学院健康社会システム研究科教授、建築環境学科教授・
    学科長を兼任。
    工学博士、一級建築士。
    専門は、空気清浄、空気環境、汚染対策、環境技術、
    インテリア環境、ペット環境、建築設計など。
    厚生省国立公衆衛生院客員研究員、国立保健医療科学院客員研究員などを経て
    現在に至る。

近年、シックハウスに代表される様に建築物内(家庭内)での健康障害が社会問題化しています。
室内での悪臭・化学物質によるMSC(化学物質過敏症)、ダニ・花粉・カビ・細菌・ウイルスによるアレルギー・
感染症などの健康被害…これらの問題は室内の使用建材・換気装置・寝具インテリア製品に起因する場合が多いです。
住環境(囲まれた室内環境)は、人生の約90%以上を過ごしている最も身近な環境です。
室内空気汚染による健康被害が問題視され今後の課題となっています。
特に家庭内いる時間が多い子供達、主婦、高齢者、ペットは大きな影響を受けています。
私達が体内に穫り入れているものは、飲食物が約13%に対して室内空気は約70%です。
私達は呼吸によって1日に15kg~20kgの空気を体内に取り入れて
います。
その空気が汚れていたら人の健康に大きな影響を与えます。
近年は『空気質』を正確に測定し評価することが求められています。
私が設立した暮らしの科学研究所(LSRL)が得意とする各種試験技術により、この『空気質』を正確かつ科学的に測定
し分析しております。